2026年4月28日

交通事故というと「車同士の衝突」をイメージされる方が多いと思います。しかし実際のデータを確認すると、私たちが想像している以上に“歩行者として被害に遭うケース”が多いことが分かります。
交通事故白書によると、令和6年の交通事故死者数は2,663人ですが、その内訳を見ると最も多いのは**歩行中の事故で965人(36.2%)**となっています。次いで自動車乗車中が876人(32.9%)となっており、歩行者が最も多い割合を占めているのが現実です。
つまり交通事故は、「運転しているときに起こるもの」ではなく、
👉 誰でも“被害者になる可能性が高い事故”
であると言えます。
■歩行中の事故が多い理由
ではなぜ、歩行中の事故がここまで多いのでしょうか。
主な要因として挙げられるのは
・交差点での事故
・横断中の接触
・夜間の視認性低下
です。
実際、交通死亡事故の類型では
👉 歩行者横断中の事故が23.3%を占めており
👉 正面衝突に次いで多い割合となっています。
つまり、「横断歩道を渡っているとき」であっても事故は起きているということです。
■特に注意が必要なのは高齢者
さらに注目すべき点として、歩行中事故の多くが高齢者に集中していることが挙げられます。
交通事故白書では
👉 65歳以上の交通事故死者は1,513人(56.8%)
とされており、全体の半数以上を占めています。
また、致死率も
👉 65歳以上:2.64%
👉 65歳未満:0.40%
と大きな差があります。
これは高齢者が
・反応速度の低下
・視野の狭まり
・筋力低下
といった影響を受けやすいためです。
■歩行者事故の怖さは「直接ダメージ」
車同士の事故と違い、歩行者の事故は
👉 体に直接衝撃を受ける
という特徴があります。
そのため
・骨折
・頭部外傷
・脊椎損傷
といった重篤なケガに繋がりやすい傾向があります。
さらに問題なのは、見た目には軽く見えても
・頚椎捻挫(むち打ち)
・腰椎捻挫
・神経症状
といった“見えないケガ”が残ることです。
■事故直後に症状が出ないケース
整形外科を受診される患者さんの中でも多いのが
「その場では歩けた」
「痛みは軽かった」
というケースです。
しかし、数日後に
・首の痛み
・頭痛
・めまい
・手足のしびれ
といった症状が出現することがあります。
これは事故の衝撃によって
・筋肉
・靭帯
・神経
に微細な損傷が起きているためです。
■放置によるリスク
これらの症状を放置すると
・慢性的な痛み
・可動域制限
・自律神経障害
へ進行する可能性があります。
実際に当院でも
👉 数週間〜数ヶ月後に症状が悪化して来院される方
が少なくありません。
■整形外科を受診する重要性
交通事故後に最も重要なのは
👉 医学的に正確な評価を受けること
です。
当院では
・レントゲン検査
・必要に応じた画像診断
・神経学的評価
を行い、事故による影響を総合的に判断します。
また、診断書の作成や保険対応についてもサポートしており、患者様が安心して治療に専念できる体制を整えています。
■リハビリの重要性
交通事故によるケガは、安静だけでは改善しないケースが多くあります。
特に
・関節の動きの制限
・筋肉の緊張
・神経の過敏状態
は、適切なリハビリを行うことで改善が期待できます。
■事故後の受診タイミング
交通事故では
👉 「事故との因果関係」
が非常に重要です。
受診が遅れると
👉 事故との関連性が不明確になり
👉 保険適用に影響が出る
可能性があります。
そのため
👉 症状が軽くても早期受診
が重要です。
■まとめ
交通事故は
✔ 車に乗っていなくても起きる
✔ 歩行中の事故が最も多い
✔ 被害者になるケースが非常に多い
という特徴があります。
特に歩行者事故は
👉 直接的なダメージ
👉 重症化しやすい
👉 見えないケガが残りやすい
ため、注意が必要です。
■小山市・下野市で交通事故に遭われた方へ
・歩行中にぶつけられた
・転倒したがそのまま帰宅した
・数日後から痛みが出てきた
このような方は、できるだけ早く整形外科を受診してください。
👉 小山市・下野市で交通事故治療なら
👉 駅東ラッコ整形外科クリニック
「大丈夫だと思った」が、後遺症の原因になることがあります。
少しでも異変を感じたら、早めにご相談ください。
