2026年6月08日

こんにちは。下野市の駅東ラッコ整形外科クリニック院長の山中卓哉です。
「むちうちの治療って、どのくらい通えばいいんでしょうか?」 「週に何回くらい通院すれば治りますか?」 「ずっと痛いんですが、いつまで治療を続けるべきでしょうか?」
下野市にお住まいで交通事故に遭われ、むちうちの治療を始めた方から、本当によく聞かれる質問です。
むちうちは、骨折のように「◯週間で治ります」と明確に言えないケガなので、患者さんも不安になりますよね。さらに、保険会社から「そろそろ治療打ち切りでは?」と言われたり、整骨院との掛け持ちで通院頻度に悩んだり、判断が難しい場面がたくさんあります。
今日は、これまで150件以上の後遺障害診断に携わってきた整形外科医として、むちうちの治療期間と通院頻度の目安、判断のポイントを、下野市の患者さんに分かりやすくお話しします。
むちうちの治療期間、一般的な目安は?
まず、結論からお伝えします。
むちうちの治療期間は、症状の重さによって幅がありますが、おおよそ以下が目安です。
① 軽症のむちうち:1ヶ月〜3ヶ月 ② 中等症のむちうち:3ヶ月〜6ヶ月 ③ 重症・神経症状を伴うむちうち:6ヶ月〜1年以上
ただし、これはあくまで「目安」です。むちうちは個人差が極めて大きく、年齢、事故の衝撃の大きさ、もともとの首・腰の状態、仕事の内容など、様々な要因で治療期間が変わります。
「3ヶ月で治る人もいれば、半年以上かかる人もいる」。これがむちうちの現実です。
なぜ保険会社は「3ヶ月」「6ヶ月」を目安にするのか
下野市の患者さんから、こんな相談をよく受けます。
「事故から3ヶ月経って、保険会社から治療打ち切りを言われました。でもまだ痛いんです…」
これ、実は保険会社の内部基準です。
過去の判例や慣例から、保険会社は以下のような目安で治療終了を打診してきます。
① 軽症のむちうち:3ヶ月 ② 中等症のむちうち:6ヶ月 ③ 重症のむちうち:12ヶ月
これは法律で決まったものではなく、保険会社の支払い基準です。患者さんの体が3ヶ月で完全に治るわけではありません。
ですから、「保険会社が3ヶ月と言ったから治療終了」ではなく、「医師が症状を見て判断する」のが本来の在り方です。痛みがある間は、原則として治療を続けるべきです。
通院頻度の目安:週に何回通えばいい?
次に、通院頻度の話です。
むちうちの治療は、通院頻度が回復のカギを握ります。「月に1回しか通えない」だと、リハビリ効果が薄く、慢性化しやすくなります。
整形外科医として推奨する通院頻度は、以下の通りです。
【急性期:事故後〜1ヶ月】 週5回〜6回が理想です。事故直後は炎症が強く、適切な治療を集中して受けることで回復が早まります。
【回復期:1ヶ月〜3ヶ月】 週4回〜5回が目安です。リハビリの効果が出始める時期で、継続的な通院が大切です。
【症状固定期:3ヶ月以降】 週3回〜4回。残存症状の改善や、後遺症予防のために継続します。
「通院は多ければ多いほどいい」ではなく、適切な頻度を継続することが大事です。
通院頻度が低すぎると、こんなリスクがあります
「忙しいから月1回しか通えない」という方は、注意が必要です。
通院頻度が低いと、以下のような問題が起こります。
① 治療効果が出にくい リハビリは継続的に行うことで効果が出ます。月1回では物理療法も運動療法も中途半端になり、回復が遅れます。
② 慢性化のリスクが高まる 急性期に十分な治療を受けないと、痛みが固定化して慢性化することがあります。一度慢性化すると、なかなか取れません。
③ 保険会社から治療打ち切りを言われやすい 通院記録が薄いと、保険会社は「あまり困っていない」「もう治っている」と判断しがちです。打ち切りの口実を与えてしまいます。
④ 後遺障害認定で不利になる 後遺障害認定では「治療の継続性」が重視されます。通院間隔が長いと、症状が一貫していないと判断され、認定が下りにくくなります。
「通院が大変だから減らす」のは、患者さん自身の不利益に直結します。だからこそ、当院では通いやすい時間帯・立地を重視しています。
整骨院との併用、通院頻度はどうカウントする?
下野市の患者さんから、こんな質問もよく受けます。
「整形外科に週1回、整骨院に週2回通っていますが、これで足りていますか?」
整骨院との併用は問題ありません。ただし、いくつか注意点があります。
① 主治医は整形外科にしてください 診断書を書けるのは医師だけです。後遺障害診断書も医師しか書けません。整骨院は「補助的な手技療法」と位置づけてください。
② 整形外科への通院は最低週1回 整骨院に多く通っていても、整形外科の通院が月1回未満だと、保険会社から「医師の管理下にない」と判断されやすくなります。最低でも週1回は整形外科を受診してください。
③ 整骨院と整形外科で同じ部位の同じ施術は重複しない 保険診療上、同じ部位の同じ施術を二重には受けられません。整骨院では手技療法、整形外科ではリハビリ・薬・注射、と役割を分けるのが理想です。
当院は、グループ内にラッコ整骨院宇都宮鶴田店があります。整形外科と整骨院の併用について、グループとしてベストな組み合わせをご提案できます。
通院期間が長引いている方へ:こんな時は要注意
事故から3ヶ月以上経っても症状が改善しない場合、以下のチェックポイントがあります。
① 適切な検査を受けているか レントゲンだけでなく、必要に応じてMRI検査を受けるべきです。神経の圧迫や椎間板の損傷は、MRIでしか分かりません。
② リハビリの内容は適切か 温めるだけ、電気を当てるだけのリハビリでは、改善しないケースが多いです。専門スタッフによる運動療法・手技療法が組み合わさっているかを確認してください。
③ 主治医に「治療継続が必要」と判断されているか カルテに「治療継続が必要」と明記されていることが、保険会社対応や後遺障害申請で重要になります。
④ 後遺障害申請を視野に入れているか 6ヶ月以上治療しても症状が残る場合、後遺障害申請を検討すべきタイミングです。
下野市内・周辺の他院に通院していて改善しない方は、転院も選択肢です。当院では、これまで多くの転院ケースに対応しています。
当院のむちうち治療の特徴
下野市の駅東ラッコ整形外科クリニックでは、以下の体制でむちうち治療に取り組んでいます。
① レントゲンに加え、必要に応じてMRI連携 当院でレントゲンを撮影し、より詳しい検査が必要な場合は自治医大病院と連携してMRIを実施します。院長は自治医大整形外科医局出身のため、連携がスムーズです。
② リハビリテーション科併設 運動器リハビリ専門のスタッフが常駐し、患者さんの症状に合わせた手技療法・物理療法・運動療法を提供します。
③ 通院しやすい立地・診療時間 JR小金井駅東口から徒歩4分、駐車場40台完備。土曜診療あり、2026年初夏からは木曜午後・土曜午後の診療時間も拡大予定です。
④ 保険対応に慣れた事務スタッフ 自賠責保険・健康保険・労災保険、いずれの保険対応も慣れています。診断書も初診当日に発行可能です。
⑤ 弁護士連携 栃木県で最も多くの交通事故案件を扱っている法律事務所と連携。治療打ち切り・示談交渉・後遺障害申請、必要に応じてご紹介します。
⑥ 後遺障害診断書の作成実績150件以上 院長の山中はこれまで150件以上の後遺障害診断書を作成してきました。診断書の書き方で認定結果が大きく変わるため、経験豊富な医師に依頼することが重要です。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 交通事故のむちうち、治療期間はどれくらいが目安ですか?
A. 症状によりますが、軽症で1〜3ヶ月、中等症で3〜6ヶ月、重症や神経症状を伴う場合は6ヶ月〜1年以上が目安です。個人差が大きいため、医師が経過を見ながら判断します。
Q2. むちうちの治療、週に何回通えばいいですか?
A. 急性期(事故後〜1ヶ月)は週3〜5回、回復期(1〜3ヶ月)は週2〜3回、症状固定期(3ヶ月以降)は週1〜2回が目安です。通院頻度は回復のカギを握るため、できる限り継続することをおすすめします。
Q3. 保険会社から「3ヶ月で治療打ち切り」と言われましたが、まだ痛いです。どうすればいいですか?
A. 痛みが残っているなら、治療継続は可能です。保険会社の「3ヶ月」は内部基準であり、医学的な治療終了の判断ではありません。主治医に相談し、必要なら弁護士にもご相談ください。当院でも対応します。
Q4. むちうちの治療は整形外科?整骨院?
A. 主治医は整形外科にしてください。診断書・後遺障害診断書は医師しか書けません。整骨院は補助的な施術として併用可能ですが、整形外科に最低週1回は通院することをおすすめします。
Q5. むちうちでMRI検査は受けるべきですか?
A. 通常はレントゲンで様子を見ますが、神経症状(腕や手のしびれ、強い頭痛など)がある場合や、症状が長引く場合はMRI検査をおすすめします。当院は自治医大病院との連携でスムーズにMRI検査を手配できます。
Q6. 通院が月1回しかできません。それでも治療効果はありますか?
A. 残念ながら、月1回ではむちうちの治療効果は十分に出ません。慢性化や後遺症のリスクも高まります。土曜診療や時短勤務日の活用など、通院頻度を確保する工夫をおすすめします。当院は土曜診療あり、2026年初夏からは木曜午後・土曜午後の診療も拡大予定です。
Q7. 通院期間が長くなると、慰謝料も増えますか?
A. 自賠責保険の慰謝料は「通院日数 × 4,300円」で計算されるため、通院日数が多いほど慰謝料は増えます。ただし、「慰謝料目的で過剰に通院する」のは保険会社や裁判所に見抜かれ、認められないことが多いです。医学的に必要な範囲で適切に通院することが大切です。
Q8. 事故から半年以上経っても症状が残っています。これからどうすればいいですか?
A. 6ヶ月以上治療しても改善しない場合、「症状固定」として後遺障害申請を検討するタイミングです。後遺障害が認定されれば、慰謝料や逸失利益が支払われます。当院長は150件以上の後遺障害診断実績がありますので、ご相談ください。
Q9. 下野市以外から駅東ラッコ整形外科に通院できますか?
A. はい、もちろん可能です。小山市・宇都宮市・壬生町・上三川町・栃木市など、近隣エリアからも多くの患者さんが通院されています。駐車場40台完備で、お車での通院に便利です。
Q10. 駅東ラッコ整形外科のむちうち治療の特徴は何ですか?
A. リハビリテーション科併設、自治医大病院との連携、土曜診療、初診当日の診断書発行、栃木県最大手の交通事故弁護士事務所との連携、後遺障害診断150件以上の実績、これらが当院の特徴です。下野市でむちうち治療を受けるなら、ぜひご相談ください。
むちうちの治療は、適切な期間・頻度で続けることが何より大切です。「いつまで通えばいいのか」「週何回がベストか」「治療打ち切りを言われた」など、迷ったらまずはお電話ください。
記述:駅東ラッコ整形外科クリニック 院長 山中 卓哉
