2026年6月02日

こんにちは。下野市の駅東ラッコ整形外科クリニック院長の山中卓哉です。小山市から交通事故で来院される患者さんも多く、毎週のように診察室でお会いしています。
「事故のときは何ともなかったんですけど、2日経ったら首が回らなくなって…」
こういう訴えで来院される方、本当に多いです。皆さん共通しておっしゃるのが、「最初は大丈夫だと思っていた」という言葉。事故直後に痛みがなかったから受診を見送って、数日経ってから慌てて病院を探す。これは交通事故あるあるです。
今日は、まさに今「事故から数日経って首が痛い」と検索してこのページにたどり着いた方に向けて、それがむちうちなのかどうか、何科に行けばいいのか、どう対応すればいいのかを、現場の整形外科医の立場でお話しします。
小山市にお住まいの方、特に羽川・喜沢・荒井・出井・小山駅・間々田駅・小山市役所周辺、犬塚・粟宮・神鳥谷あたりからの来院が多いので、土地勘も含めてお伝えしますね。

数日経ってから首が痛くなるのは「むちうち」の典型症状
まず結論からお伝えします。事故から数日経って首の痛みが出てきた場合、それはむちうち(頸椎捻挫)の可能性が高いです。
むちうちは、追突や衝突の衝撃で首がムチのように前後(あるいは斜めに)振られて、首の筋肉・靱帯・関節包・神経などが傷つく状態のことを言います。医学的には「頸椎捻挫」とか「外傷性頸部症候群」と呼ばれます。
ここで多くの方が誤解されているのが、むちうちは事故直後すぐに痛むとは限らないということです。むしろ、数日経ってから症状が出てくるほうがむしろ多いくらいです。
理由は2つあります。
ひとつは、事故直後は交感神経を興奮させるアドレナリンが出て痛みを感じにくくなっていること。もうひとつは、筋肉や靱帯の細かい損傷は、炎症が広がってから症状として現れること。だから、事故当日はピンピンしていた人が、翌朝起きたら首が回らない、ということが普通に起きるんです。

むちうちの典型的な症状
「これってむちうちかな?」と判断するために、よくある症状を挙げておきます。
「首が痛いだけ」じゃなく、頭痛やめまい、腕のしびれといった一見関係なさそうな症状も、むちうちが原因のことがあります。これらは事故から数日〜2週間くらいの間にじわじわ出てくることが多いです。
特に注意してほしいのが、頭痛とめまい。これらが続く場合は、首だけでなく頭部にもダメージが入っている可能性があります。早めに整形外科で診てもらってください。

レントゲンで「異常なし」と言われても安心しないで
ここは大事なポイントなので、しっかり書きます。
むちうちの厄介なところは、レントゲンには写らないことです。骨折があればレントゲンで分かりますが、むちうちは筋肉・靱帯・関節包の損傷なので、画像上は「異常なし」と出ます。
ところが、患者さんからすると本当に痛い。これを「異常なしですから」と一言で済まされてしまうと、すごく不安になりますよね。
私のところに来られる小山市の患者さんの中にも、「最初に行った大きな病院では『異常なし』と言われたけど、痛みが治まらないので…」という方が結構いらっしゃいます。
大事なのは、レントゲンで異常がないからといって、ケガがないわけではないということ。むちうちは「画像に写らないケガ」だと理解して、症状ベースで適切に治療していくことが必要です。

整形外科?整骨院?何科に行けばいい?
これもよく聞かれます。
答えは明確で、まずは整形外科です。理由は3つあります。
1つ目、診断書を書けるのは医師だけだから。交通事故では、警察への人身事故切り替えや、保険会社への提出に診断書が必要になります。これは整形外科でしか発行できません。実は整骨院へ通院するのにも必要になる書類です。(整骨院ではこの診断書をもとに治療している場合が多いです。)
2つ目、レントゲンやMRIなどの画像検査ができるから。むちうちは画像に写らないと書きましたが、念のため骨折や脊髄の損傷がないかは確認しておくべきです。これも医療機関でしかできません。
3つ目、後遺症が残ったときの対応のため。むちうちの一部は、長引いて後遺症として残ることがあります。そのときの「後遺障害診断書」も医師しか書けません。私自身、これまで150件以上の後遺障害診断に携わってきましたが、初診からきちんと整形外科にかかっていたかどうかで、認定結果が大きく変わります。
整骨院に通うのは構いませんが、必ず整形外科を「主治医」として持っておいてください。これは患者さんを守るための鉄則です。

受診は事故から1週間以内に
もうひとつ、絶対に押さえてほしいのが受診のタイミング。
事故から1週間以内に整形外科を受診してください。
これを過ぎると、保険会社から「事故と症状の因果関係」を疑われやすくなります。「事故から10日も経ってから痛くなったのなら、別の原因では?」と言われてしまうんです。
別に保険会社が意地悪なわけじゃなくて、彼らも仕事として確認しているだけなんですが、患者さんからすればたまったものじゃないですよね。本当に事故のせいで痛いのに、信じてもらえない。
だからこそ、痛みが出始めたら一日でも早く受診すること。これが自分を守ることに繋がります。

小山市から駅東ラッコ整形外科クリニックへ
当院は下野市の駅東、JR小金井駅の東口から徒歩4分の場所にあります。小山市内のどのエリアからでも、お車で15〜25分程度で来ていただけます。
駐車場は40台ありますので、車での通院も安心です。事故のあとは数ヶ月から半年通院することも多いので、「通いやすさ」もぜひ重視してください。

当院でできること
最後に、当院の特徴を簡単にお伝えします。
初診当日に診断書を発行できます。 警察への提出や保険会社への対応で急ぐ方は、お電話の際にその旨を伝えてください。
リハビリテーション科を併設しています。 むちうちは薬だけでは治りにくく、リハビリの継続が回復の鍵です。専門スタッフが、患者さんの状態に合わせた手技療法・電気療法・運動療法をご提供します。
栃木県で最も多くの交通事故案件を扱っている法律事務所と連携しています。 保険会社対応で困ったときは、弁護士をご紹介できます。特に弁護士特約を持っている方は使った方が得なので、使用することをお勧めしています。
院長の山中は、これまで150件以上の後遺障害診断に携わってきました。 万が一症状が残ってしまった場合の診断書作成にも、経験を持って対応します。その時の状態を丁寧にお聞きして、しっかり診察させていただき、ひとつひとつ丁寧に後遺症診断作成することを心がけております。

最後に
事故から数日経って首が痛くなった。それは決して気のせいでも、大げさでもありません。むちうちはちゃんと医学的に存在するケガで、時間はかかることが多いですがm「適切に対応すれば多くの方はスッキリ治ります。
小山市にお住まいで、今まさに「首が痛い、これって大丈夫?」と検索している方。一人で悩まずに、まずはお電話ください。電話の段階で症状を聞いて、必要な対応をご案内します。
記述:駅東ラッコ整形外科クリニック 院長 山中 卓哉
栃木県下野市駅東6丁目1-22 JR小金井駅 東口より徒歩4分・駐車場40台完備 ☎ 0285-44-6820
